言語・構音障害のタイプ

表出性言語障害

運動・生活・遊びのみならず言語理解は、同年代のお友達と同じようであるのにも関わらず、言葉が出てこない・話す文章が短い・話し方がたどたどしい・・といった「話す」事の遅れが顕著なタイプです。「話す」以外は同年齢のお子さんと変わらないため、周りからは「そのうち話すから大丈夫」といわれることが多くあります。中には3歳を超えても急激に話し出すお子さんも多く存在するので3歳まで様子を見てもいいかもしれませんが、3歳でことばが全く出てこない、数語しか出てない。などであれば表出性言語障害の可能性が高いと思われます。

『訓練は?』
言語訓練が効果的でかつ必要なタイプです。「話す」という言葉の発達に問題がありますから、「話す」機能に焦点を当てた訓練を行います。発音がたどたどしいお子さんや音自体が出てこないお子さんには1音ずつ発話できる音を習得させていきます。また、音声―発話のみならず、視覚を媒体に言語発達を促すため、早い段階から平仮名の習得を目指していきます。