言語・構音障害のタイプ
発話器官の運動障害に伴う構音障害
発音の異常が音を作り出す発語器官(のどちんこ・唇・舌等)の麻痺や運動の低下により構音が不明瞭になったり、誤った音に置き換わるタイプです。脳性麻痺やダウン症(発音だけの問題ではありませんが・・・)や事故や病気などで脳障害を起こし発話器官に運動障害を伴いおこります。目的とした音をいおうとしても筋力がないために、はっきりと言えずに発話が不明瞭になってしまいます。また、原因がはっきりせず運動発達がゆっくりで発話器官の動きが緩慢なお子さんもこのタイプに属してもいいでしょう。
『訓練は?』
発話器官の力をつけながら明瞭度をアップさせていく必要があります。訓練の時だけでなく、家庭で継続的に発話器官の運動を繰り返す必要があります。