言語・構音障害のタイプ

吃音

原因ははっきりしていませんが、「音のくりかえり」「音の引き伸ばし」「話すときに詰まる」等がみられます。ただ、乳児の話し始めからしばらくの間は多くの子供たちは「たどたどしく」話します。お子さんが本当に吃りはじめているのか、発達過程のたどたどしさなのか?様子を見てもいいかもしれません。但し吃音が悪化すると改善が非常に難しくなります。心配な場合は専門機関にご相談ください。

『訓練は?』
幼児は直接的な訓練行いません。原因がはっきりしていませんが、幼児の場合、言語・心理的な生活環境を整えてあげると軽減すると考えられています。それにより、幼児の訓練は保護者への環境調整が多く用いられます。まずは吃る場面・子供の心理的な負担の有無等の情報を聞き、家庭環境を改善していきます。但し、環境調整を行っても完全に吃音の症状が改善することは少ないかもしれません。